平成21年05月05日
天祖神社
[ おはなし ]

早稲田高校の裏の、ひっそりとした住宅地の中にある神社。
学校サイドの賑やかな雰囲気とは一点、静寂が宿ります。
天祖とは「アマツミオヤ」とも読み、きわめて尊い神のことで、天皇の遠祖です。
当神社の創建年代は詳らかではありませんが、天和二年(1682年)今の榎町から現在の地に遷座されたものと伝えられます。

鳥居から本道までの参道を、散った八重桜の花びらが参道をピンクに染めていました。
花が満開のときよりも、幻想的に感じました。

天祖神社の狛犬。
獅子に近いお顔です。

社の規模も大きく、しっかりとした造り。
木々に囲まれた、薄暗い参道が、厳かな雰囲気を演出しています。
●天祖神社
御祭神:天照大神
例祭日:9月16日
鎮座地:早稲田鶴巻町530
交通:地下鉄東西線早稲田駅下車徒歩5分
当時はこの地一面茗荷畑であったため、茗荷畑の神明宮と言われて住民から崇敬されていました。
江戸時代には神明宮、神明神社と称していましたが、明治時代になり天祖神社と改められ、無格社として赤城神社の付属社となっていましたが、昭和27年(1952年)宗教法人法により、宗教法人「天祖神社」となりました。
社殿等は昭和20年(1945年)5月25日の戦災によりことごとく焼失しましたが、焼失前の社殿は、神門が東に面し、瓦葺四趾、前柱各六角柱、欄間に二見が裏の景色を金彫され、柱の両側に左甚五郎の作と言われた雌雄の鶏の彫刻がありました。
昭和41年(1966年)崇敬者等の御奉仕により、本殿の再建を見たる後、社務所、拝殿、手水舎等次々に復興し現在に至っています。
