神事・祭典のお知らせ

早大出身神職ら都内で新年会を 神道稲門会

早大出身神職ら都内で新年会を 神道稲門会

早稲田大学出身の神職らで組織する神道稲門会(会長=鹿島則良鹿島神宮宮司)の新年会が2月8日、東京・新宿区の赤城神社(風山栄雄宮司)で開催され、会員34人が参加した。

午後五時、参加者は開会に先立って同宮に正式参拝。
続いて同大教育学部出身の風山宮司から、同神社の由緒や取り組みなどについてお話を伺った。
風山宮司は、かつて神社には区内でも一、二を争ふ規模の幼稚園があり、多い時には4~500人の園児が通ひ、神社を支へる存在であったが、少子化に伴ひ30人ほどにまで園児が減ってしまったことを紹介。

未来へ繋がる永続的な神社の運営を検討する中、建築家の隅研吾氏に設計デザインの監修を依頼して行った「赤城神社再生プロジェクト」について触れ、
『かつて近代の神社に対して求められた役割は、政治的・社会的に地域共同体における精神的な支柱として人々の心の拠り所となることだった。しかし今の神楽坂の現況を見ると、観光を目的とした参拝が増えることで、参拝者に新しい神社に価値を見出して頂けるよう「あかぎカフェ」「あかぎ寄席」「あかぎマルシェ」など新たな取り組みを進めることで、慌ただしい日常から一息つける場所を提供してゐる』と述べた。

新年会は同神社内にある「あかぎカフェ」で行はれ、鹿島会長の挨拶ののち乾杯。
神職以外の会員も含めて一言づつ自己紹介し、神社や神道との関はりや思ひを語るなど、会場は活況を呈した。
最後に、恒例により校歌「都の西北」を斉唱し散会となった。
同会は一昨年発会し、これまでに茨城・鹿島神宮・千葉・香取神宮、埼玉・川越氷川神社への参拝を通じた交流会、仏教稲門会との会長対談などを実施してきた。
神道稲門会の会員数は現在百人を超へ、今後も幹事会を開催するなど様々な活動を企画することとしてをり、随時新入会員を募集してゐる。

問ひ合はせは二藤幹事(電話 03-3404-6265、東京都神社庁)まで。(二藤泰明通信員)